慢性胃炎

胃の粘膜がただれたり、委縮したりしている状態が慢性胃炎です。胃の痛みやむかつきなどの症状がある場合もありますが、無症状のまま胃潰瘍に進行していくこともあります。慢性胃炎の主な原因はピロリ菌であり、ピロリ菌がいるかどうかの検査を行い、ピロリ菌がいる場合は除菌することで、進行を抑え胃炎も再発しにくくなるのです。

胃潰瘍

潰瘍とは皮膚や粘膜が傷つき、深い部位まで組織が欠けてしまった状況を指します。胃の粘膜に潰瘍ができると、食後のみぞおち周辺の痛みの症状が出てしまうのです。鎮痛剤の服用で潰瘍ができることもありますが、主な原因はピロリ菌ですので病院などで除菌する必要があります。

胃ポリープ

胃カメラで発見できる病変に、胃のポリープがあります。胃のポリープは珍しいものではなく、特に健康内にできる「胃底腺ポリープ」については、病院では処置せずに胃の内視鏡で定期的に経過観察を行う場合が少なくありません。悪性かどうか判断がつかない場合には、組織を取って精密検査をすることもあります。

胃がん（早期）

ピロリ菌の感染率が高いため、日本では胃がんにかかる人が他の国に比べて多いのですが、胃カメラでは早期の胃がんを発見することもできます。早期胃がんは胃の内視鏡で切除することが可能な場合もありますので、治療の負担も少なくて済むのです。

しかし、胃がんになる前から錦糸町の病院で胃カメラ検査をしていれば、ピロリ菌駆除を早期に行い、必要な治療を続けて胃がんになるリスクを下げることができます。胃がん予防のためにも錦糸町の病院で胃の内視鏡を受けることがおすすめです。

逆流性食道炎

食後に胸焼けがしたり、すっぱいものが上がってきたりするようであれば、胃酸が食道へ逆流して、食道の粘膜が炎症を起こしている可能性があります。逆流性食道炎が長期化すると食道がんのリスクが上がってしまいますので錦糸町の病院で検査を受けて治療することが必要です。

バレット食道

逆流性食道炎の状態が長く続くと、逆流してくる胃酸に耐えるために食道の粘膜が胃の粘膜になってしまうことがあるのです。この「パレット食道」になると食道がんになるリスクが大幅に高くなりますので、錦糸町の病院でしっかりと治療しながら胃カメラで経過を追う必要があります。

食道がん

喫煙者やアルコール摂取者に多いがんですが、進行するまでほとんど自覚症状がありません。また、食道には漿膜がないため、リンパや他の臓器への転移が起こりやすいこともあります。手術も難易度が高いので早期発見が重要ですが、胃カメラを受けることで早期であれば内視鏡治療で根治させることが可能です。

十二指腸潰瘍

腹痛の症状があり、多量に出血している場合には真っ黒な「タール便」でも発見されます。胃酸による十二指腸潰瘍もありますが、ほとんどはピロリ菌によるものなので、ピロリ菌がいたら錦糸町の病院で早めに除菌しておきましょう。潰瘍を放置しておくと十二指腸に穴が開いてしまうこともありますので、しっかり治療しましょう。