当院の治療について
整形外科は、骨と関節・筋肉・腱・靭帯・神経の病気と外傷に関する分野です。骨折・捻挫・脱臼などの外傷だけでなく、筋肉疲労や関節の擦り減りなどの病気の治療を行います。整形外科というとすぐ手術を連想する患者さんもいらっしゃいますが、内服・注射・リハビリのみで完治する場合もたくさんあります。もちろん、手術が必要な場合は、高度医療機関を紹介いたします。内科の項でも書きましたが、肩こりの原因として高血圧が隠れていたり、坐骨神経痛の原因として、動脈硬化が隠れていたりすることもあります。
当院では、診療科の枠を超えて、ひとりひとりの患者さんの背景に踏み込んで、総合的、包括的な治療を提案していきます。また、再発予防のために、運動指導にも力を入れています。怪我をしない体づくりを患者さんと取り組んでいきたいと考えています。
地域連携体制
転位と言って、骨折したときに、骨と骨が「泣き別れ」になっている骨折の場合、手術をしないと、骨が癒合してもかなりの長期間を要する場合があります。このような場合は手術を勧めさせていただいています。
東京城東病院とは連携実績が豊富です。また、変形性関節症で、日常生活に大きな支障が出た場合は、墨東病院リウマチ科に紹介いたします。同科・西川卓治部長は、私の大学の同級生で、開院前の勤務先ではテクニカルアドバイザーをお願いしていました。また、MRI・CTに関しては、タムス総合クリニック新小岩駅前に依頼します。開業前に私が院長を務めていたクリニックで、迅速な検査実施が可能です。