パソコンやスマホの普及により、肩こりに悩まされている人が以前と比べて大幅に増加しました。特にオフィスワークをしている人の中には、年中肩こりに悩まされている人も多いのではないでしょうか。肩こりはそれだけでも辛いものですが、放っておくと頭痛や吐き気を引き起こしてしまうリスクもあります。そんな厄介な肩こりは、何が原因で起こるのでしょうか。肩こりと似た症状が出る四十肩や五十肩とは原因や治療法が異なるので、ご自身の症状の原因を知るのはとても大切なことです。

今回は、肩こりが起こる理由と四十肩・五十肩との違いについて解説していきます。墨田区にある整形外科のすみだゼネラルクリニックでは、肩こりや腰痛の診療を行っております。墨田区で整形外科をお探しの方は、すみだゼネラルクリニックへご予約ください。

肩こりになってしまう主な理由として、以下の5つが挙げられます。

1. 長時間同じ姿勢での作業
2. 眼精疲労
3. 運動不足
4. ストレス
5. 冷え

私たちの頭の重さは、個人差はありますが、約5〜6kgあるといわれています。お米の袋で考えると、5kgがどれほど重いのかイメージしやすいでしょう。毎日5kgもの重さを支える首や背中の筋肉は、緊張して血行が滞りやすい状態です。血行が滞って老廃物が溜まると、血管を圧迫してさらに痛みを引き起こしてしまいます。その結果、肩こりは余計に悪化してしまう悪循環に陥るのです。また、年齢を重ねて筋力が衰えてくると、肩こりは悪化しやすくなっていきます。したがって、痛くなる前に予防法で対策を取っておくことが重要です。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢の場合、こまめに肩を回して緊張をほぐすことが有効です。1時間に1度は立ち上がり、肩周りのストレッチをしてください。同じタイミングで目薬をさして1〜2分目を閉じると、眼精疲労も防げます。ウォーキングや屈伸などの簡単な運動でも、肩こりは予防が可能です。

軽い運動はストレスの解消にもつながるため、ぜひ日常生活の中に取り入れてみてください。冷えが気になる場合は、痛みを感じるところだけでなく、肩背部全体を温めましょう。入浴やカイロ、市販の温熱シートでも肩こりの予防効果が期待できます。

予防対策を行っても肩こりが改善しない場合は、墨田区の整形外科・すみだゼネラルクリニックをぜひ受診してください。

年齢を重ねると肩こりが悪化しやすくなりますが、実は肩こりと「四十肩」「五十肩」による痛みはまったく別のものです。

肩こりは筋肉の疲労や血行の悪さによって引き起こされる症状で、多少痛くても肩を自由に動かすことはできます。一方、四十肩や五十肩は関節周辺に起こる「肩関節周囲炎」が原因です。痛みで腕が上がりにくかったり、腕の可動域が制限されたりします。

肩がどの程度動くかによって単なる肩こりなのか、それとも四十肩や五十肩なのかを区別できます。四十肩や五十肩は関節への長年にわたる負担が原因で引き起こされるので、長時間同じ姿勢で作業する、関節を酷使するなどといった日常生活を送っている人は要注意です。

ちなみに起床後30分程度、関節のこわばりや痛みを感じる場合は「リウマチ」の可能性もあります。動かさなくても関節に激痛が走る場合は、リウマチの症状に当てはまるので、心当たりのある人は医療機関を受診しましょう。

墨田区の整形外科・すみだゼネラルクリニックでは、手術をしない肩こり・腰痛治療や、整形外科の枠を超えた根本的な治療を行います。墨田区で整形外科をお探しの方は、ぜひお越しください。

肩こりは、日常的な習慣で引き起こされるものです。長時間同じ姿勢での作業や眼精疲労、運動不足やストレス、冷えなどに心当たりがある方は、肩こりの予防法を実践して痛みを未然に防いでいきましょう。

「四十肩」や「五十肩」は、肩こりと似た症状が出るため混同されやすいですが、両者はまったく異なる原因によって引き起こされるため注意が必要です。四十肩や五十肩の場合、無理にストレッチや運動をすると症状が悪化してしまうおそれがあるため、早めに医療機関で診てもらうことをおすすめします。

墨田区の整形外科・すみだゼネラルクリニックでは、腰痛や肩こりの治療だけでなく、再発予防にも力を入れております。墨田区で整形外科の受診をお考えの方は、ぜひご相談ください。