風邪っぽい、腹痛があるなど、ちょっとした症状でもその陰には大きな病気が隠れているかもしれません。症状が軽いからと放置せずに、きちんと医療機関を受診することが大切です。基本的に、医療機関は症状に合った診療科があればどこを受診しても問題ありませんが、可能であればいつも診てもらう「かかりつけ医」を決めておくことをおすすめします。とはいえ、かかりつけ医の必要性を感じず、特定の病院に診てもらっていない方も多いかと思います。

そこで今回は、意外と知られていないかかりつけ医を持つ必要性やメリットについて解説します。錦糸町周辺でかかりつけ医をお探しの方は、すみだゼネラルクリニックをご検討ください。

かかりつけ医は、病気や気になる症状があるときに気軽に相談できる医師や医療機関のことです。かかりつけ医を必要とする理由として、以下の要素が挙げられます。

• 高齢化に伴い医療機関の役割分担をする必要が高まってきた
• 地域福祉との連携の窓口になる
• 大病院の受診負担を減らす

日本は高齢化が急激に進んでおり、医療機関は患者さんの対応に追われています。それに伴い、医療費の負担減少や診察の効率化の必要性が高まってきているのです。その一環として、クリニックなどの「小さな医療機関」と大学病院などの「大きな医療機関」の役割分担が求められるようになりました。

まずはクリニックを受診し、何かあったときは専門機関へ橋渡しをしてもらうといったように、かかりつけ医は医療機関の役割分担のために欠かせない存在となりつつあるのです。

また、かかりつけ医は単に病気の治療をするだけでなく、必要であれば地域の保健や福祉の機関と連携して患者さんをサポートする役割があります。特に高齢者の場合は地域機関との連携が不可欠なので、若者と比べてかかりつけ医を決めている方が多い傾向にあるといえるでしょう。

最近では、患者さんが大病院にかかるときの負担を減らす目的でも、かかりつけ医機能の推進が行われています。私たちが大病院を受診するとき、紹介状を持っていないと初診時5,000円、再診時2,500円以上の医療費が加算されてしまいます。

こういった医療費の負担を軽減するためにも、かかりつけ医は患者さんの健康相談窓口となり、大病院との橋渡しをする役割を担っているのです。

かかりつけ医を持つメリットには、以下の5つが挙げられます。

1. 風邪や健康の相談など、些細なことでも相談できる
2. 継続的な診療で的確な診断が可能
3. 高度な医療機関や地域福祉との連携が取れる
4. 意見書や指示書を発行してくれる
5. 在宅ケアや死亡診断書にも対応

かかりつけ医は、風邪や健康に関する相談など、どんなことでも話せる「患者さんにとって一番身近な医師」です。日ごろから体調や服用している薬を管理してくれるため、異変が起きたときも的確な診断を下しやすいというメリットがあります。

また、いざというときに大病院や地域福祉との連携をとってくれるのも大きなメリットです。特に患者さんが高齢の場合は、ケアマネージャーや地域包括支援センターと連携する必要があるため、かかりつけ医は必要不可欠といえます。必要であれば、的確な介護に関する意見書や治療方針の作成も行ってくれるでしょう。

在宅医療のサポートはもちろん、最期のときもかかりつけ医は患者さんをサポートしてくれます。クリニックによっては、在宅医療の延長でそのまま看取りまで行うところも少なくありません。看取りまでしない場合でも、訪問医との連携や死亡診断書の作成を任せられる場合がほとんどです。

このようにかかりつけ医を持つと、日常生活での健康管理だけでなく、介護が必要になったときや看取りのときまでサポートを受けられるようになるメリットがあります。ご自身だけでなく、遠方に住む家族もかかりつけ医を決めておくことで、毎日をより安心して過ごせるようになります。

錦糸町周辺でかかりつけ医をお探しの方は、お気軽にすみだゼネラルクリニックにご相談ください。錦糸町駅から徒歩3分と、アクセスも良好なクリニックです。

かかりつけ医は、医療機関の役割分担や地域の福祉との連携に不可欠な存在です。健康に関する不安点を継続的に相談することで的確な診断ができるようになるため、病気の早期発見にもつながります。またかかりつけのクリニックによっては、介護が必要になったときや最期のときのサポートもしてくれるため、今後さらに需要が高まっていくことが予想されます。

錦糸町駅近くにあるすみだゼネラルクリニックでは、内科や整形外科をはじめ、皮膚科や小児科の診療も行っております。ご家族で通えるかかりつけのクリニックをお探しの方は、お気軽にご来院ください。